目次
先に逝く人の美しさ
自分が亡くなった後のことまで、考えたくない。
そう思うのは、自然なことです。
それでも、遺言を書く。
亡くなった後の手続きを任せる。
認知症になった後のことを考える。
それは、死を受け入れた人の弱さではありません。
残される人を迷わせないための、
大人の支度です。
世話する人の美しさ
本当は、私がすることじゃなかった。
でも、私がするしかなかった。
そう思いながらも、親を放っておかない。
通帳を見る。
病院に付き添う。
施設費を考える。
将来の相続も気にする。
ただし、自分まで消えてしまわないように、線を引く。
ここに、美しさがあります。
距離を置く人の美しさ
第一線に立てない事情があります。
遠方にいる。
仕事がある。
自分の家庭がある。
親との関係が難しい。
それでも、縁が切れるわけではありません。
現場で動く人への思いを持つ。
自分にできる関わり方を考える。
ここにも、美しさがあります。

